アイシャドウを買ったら、目元にしか使わない。
いえいえ、それはもったいない!
ぜひ商品名にとらわれず、色々な使い方をしてみて欲しいんです。
今回は私のコスメ使い回し術をご紹介したいと思います。
前回の記事
今日のお肌はどんな感じ?メイク下地は使い分けよう!【舞台女優の美容術#10】
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アイシャドウは万能選手
本来、コスメを指定されていないところに使うのはあくまでも自己責任。ですが、アイシャドウならたいていの場所に使っても大丈夫です。
なぜなら、皮膚が薄くて敏感なまぶたに使えるコスメなら、顔のどのパーツに使ってもトラブルが起きにくいから。
なので私は、
・ブラウン系のマットなアイシャドウはアイブロウパウダーやシェーディング
・白に近い明るいアイシャドウはハイライト
・くすみピンクのアイシャドウはチーク
など、アイシャドウを色々なポイントメイクに使用することが多いです。
これは「1つのコスメでいろんなパーツがメイクできるとコスパがいい!」というのはもちろんなのですが、何よりも「アイシャドウと同じ色を眉やチークに使うと、メイク全体にまとまりが出る」というプラス面があるからなんです。
ちぐはぐなメイクにならない!
というのも、コスメを選ぶときに意外と難しいのがカラーや質感の組み合わせ方。
何も考えずに気分だけで選んでしまうと、なんとなく目元とチークが馴染まない、眉だけ浮いてしまうなど「なんとなく残念」なメイクになってしまうことも。
でも、最初からプロ(ブランドの商品開発者)の目線で相性がいいものを詰め合わせてくれているアイシャドウパレットの中にある色同士を組み合わせたり、同色で仕上げたりすればすんなりと統一感のあるメイクが完成するんです。
まだ色で遊ぶのはちょっと怖いというメイク初心者さんはもちろん、寝坊して大急ぎでメイクしなきゃいけない日にも便利な技なので、ぜひ挑戦してみてください!
注意点は…
もちろん、私はチークをアイシャドウにしたり、アイブロウパウダーをアイシャドウにしたりすることもありますが、本来、目元より皮膚が厚いところに使うためのコスメを目元に使うときは念の為に様子を見ながら使うようにしましょう。
粉落ちしやすかったり、お肌に合わないなと思ったらすぐ使用を中止してくださいね。
ちなみに、舞台女優は「つけまつげのり」を色々な用途に使うことも多いです。
つけまつげやつけひげの固定だけでなく、傷メイクやアクセサリーの固定にも便利なんです!
参考
舞台女優愛用のつけまつげのりは三善の「ドンピシャン」!ペンダントの固定やイヤリングの落下防止にも使えるよ
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メイクは自由なもの。手持ちのコスメを、ぜひ最大限に活用してみてくださいね!
執筆・撮影:五條なつき
(c)Rrose Sélavy