「つけまつげ」って、使っている人と使ったことがない人の差がけっこう激しいアイテムなのではないでしょうか。毎日愛用している人もいれば、人生で1度も触ったことがないという人もいるはず。
舞台メイクでは定番のつけまつげ、上手く使えば目元の印象を自由自在に変えられます!
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もはや派手アイテムではありません
以前は「つけまつげ」と言えばアイメイクを盛るためのギャルアイテムでしたが、最近は自まつ毛の延長のような超ナチュラルつけまつげも登場。「つけま」=「盛りメイク」の時代は終わっていると思います。
つけまのりを使ったり、付ける角度を気にしたり……とちょっとしたコツは入りますが、最初にしっかりくっつけておけば崩れにくいのも優秀ポイント。
マスカラと違って毛質が自然でにじんだり崩れたりしないし、何よりも一瞬で「なりたいまつげ」になれるので、1度使ってみるとハマる人も多いんです。
初めてのつけまの選び方
どんなつけまつげが似合うかはそれぞれの顔立ちやその日のファッションにもよりますが、初めてつけまつげを付ける方にオススメしたいのはこんなタイプ。
・目尻用・中央用など、部分用(全体用よりも角度がズレにくく、カットする必要もありません)
・軸が透明(軸に色がついていると曲がった時に目立ちます)
・ナチュラルデザイン(パッケージに「ナチュラル」とか「自まつ毛みたい」とあるものを選びましょう)
目を丸く見せたいときは中央用、目の横幅を出したいときは目尻用だと簡単かつ自然に盛れます。
つけまつげは付けるだけで十分印象的な目元を演出できるので、最初は欲張らずに控えめなタイプから練習してみましょう。慣れてきたら毛量が多いタイプや、色付きタイプなど華やかなデザインで遊んでみるのも楽しいですよ!
まつげは目元の印象を左右する重要なパーツなので、舞台女優は役によって毎回つけまつげの形を選んでいます。
つけまつげを使いこなせればなりたい自分の顔に近づいたり、シーンによってメイクを変える女優気分を味わえるはず!
最近はプチプラでもたくさんのつけまつげが買えるから、まだ使ったことがないという方はぜひ1度挑戦してみてくださいね。
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執筆・撮影:五條なつき
(c)Rrose Sélavy