Music 文化村スタジオ 連載

ノイズとの戦い・・・”今更だけれども、ビンテージ機材の難しさを痛感”の巻。

Prophet-5のフィルターセクション。
考え方は簡単だが、意外に奥が深いのです。

本日も朝の8時過ぎからレコーディング作業。

昨日の録音を聴き返すところからスタート。

全体で鳴らすとそれほど気にはならないのだが、なんとなく響きが”もやっと”していると言うか・・・クリアじゃ無い!

ソロボタンで怪しそうな?パートを抜き出してみる。やはり!

なんと表現したら良いのだろう?・・・そう、大きめノイズによる”もやっと感”みたいなものを発見。

より詳しく言えば、”大きいノイズ”が入っていると、リズムマシンのビート感に”モヤがかかった様な感じ”でキレがなくなると言うか・・・

まあ、リズムマシンもビンテージなので多少のノイズは存在する訳だが、その”小さなノイズ”に他の機材の”大きめノイズ”が同調してしまっている感じ? まあ、そんなイメージ。

気が付いちゃうと、放ってはいられない。 その後、ノイズ除去に関する”あの手この手”を試してみる。

いろいろ手動?で試してはみたものの、最終的には、ProToolsの機能でノイズと楽音を切り分けてもらい、ノイズ部分を削除という王道?で決着。とは言え、耳的には納得のいく解決とはならなかった。どうしたって一瞬、ノイズが乗ってしまうのだ。

今度はそれが妙に気になってきてしまう・・・が、しかし、ここは我慢!

今回はProphet-5の音が原因だったのだが、フィルターのCUTOFFを極端に絞ったモコモコした音だと、録音の際にどうしても大きなノイズを拾ってしまう。間に挟んであるエフェクターもビンテージなので・・・

まあ、これは要研究ですな。

執筆・撮影:関口純
(c)Rrose Sélavy

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