みなさん、こんにちは♪ イラストレーターのめいるです。
『もっともっと絵が上手くなりたい』 現状に甘んじる事なく、向上心を常に持っていたい! そんな想いから始まった、めいるのイラスト修行。
世界には数々の名画、素晴らしい絵が星の数ほどあります。これを機にもっと世界の名画に触れ、手法やヒントを学びたい。そして、尊敬の気持ちを込めてめいるなりのオマージュイラストを描かせていただきたい‼︎
読者のみなさんもめいると一緒に世界の絵画を楽しんでいきましょう〜♪
それでは修行9日目、開始です!
本日の絵画紹介
本日オマージュ絵画を描かせて頂く世界の絵画は……こちら!
「光の画家」とも呼ばれている印象派の画家、クロード・モネが描いた『日傘をさす女性』です。(「散歩」や「日傘をさす女」とも呼ばれています。)
この絵画では、モネの最初の妻カミーユと息子ジャンが描かれています。家族みんなで散歩に出かけたのでしょう。先を行く妻と子供を呼び止めるモネ。振り返り、自分を待つ家族のかけがえのない瞬間が切り取られていて微笑ましくなる作品ですよね。
という事で、今回はこちらの名画オマージュに挑戦しますよー!
オマージュ絵画
オマージュとして描いたイラストがこちら!
めいる画「日傘をさすルー」です。
モネの「日傘をさす女性」は、見ているだけで「ブワッと吹き荒れる風を感じる」、そんな気がしませんか? 目に見えない「風の姿」を巧みにキャンバスの中に落としこんでいますよね!
……という事でめいるも今回は「風」をテーマに意識して描いてみました。なびくベール、揺れるドレス、流れる草花と雲。モネが繊細に捉えて描いた風の動き。みなさんはどう感じるでしょうか?
ちなみにモネの「日傘をさす女性」のイラストは全部で3部作ある、という事をご存知でしたか?
実は最初にご紹介した妻カミーユは32歳という若さで亡くなってしまいました。最愛の妻を亡くしたモネでしたが、その後2番目の妻アリスと再婚します。そして、アリスの娘シュザンヌをモデルにした「日傘をさす女性」の絵画を2枚描いています。
最初に描かれた妻カミーユをモデルにしたものと似た構図で描かれていますが、シュザンヌモデルの絵画は顔が鮮明には描かれていないのが特徴的だと思いました。どこか亡き妻の面影を重ねて描いたのかもしれない……そんな想像をしてしまうめいるなのでした。
という事で、今日の絵画修行はここまで。お付き合いありがとうございました。次回はどんな絵画に出会えるかな? どうぞお楽しみに〜!
お知らせ
めいるが描いた絵画オマージュイラストが間違い探しゲームになってルーチューブに登場します⭐︎
素敵なBGMもついて「まるで博物館の中で間違い探しをしている」、そんな雰囲気が味わえる動画になっていますよ〜♪
間違いは全部で5つ! 時間内に全部見つけられるかな? 大人の脳トレにもぜひ。チャレンジお待ちしてます〜♡
関連書籍紹介
クロード・モネについてもっと詳しく知りたい方は、本を読んでみるのもオススメです!
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【絵画】めいるの名画オマージュイラスト修行〈8日目/ルイーズ・ヴィジェ「マリー・アントワネット」〉
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イラスト:めいる
(c)Rrose Sélavy