【絵画】めいるの名画オマージュイラスト修行〈2日目／ヨハネス・フェルメール「天秤を持つ女」〉

みなさん、こんにちは♪ イラストレーターのめいるです。

『もっともっと絵が上手くなりたい』

現状に甘んじる事なく、向上心を常に持っていたい！ そんな想いから始まった、めいるのイラスト修行。

世界には数々の名画、素晴らしい絵が星の数ほどあります。これを機にもっと世界の名画に触れ、手法やヒントを学びたい。そして、尊敬の気持ちを込めてめいるなりのオマージュイラストを描かせて頂きたい‼︎

読者のみなさんもめいると一緒に世界の絵画を楽しんでいきましょう〜♪

それでは修行２日目、開始です！

本日の絵画紹介

本日オマージュ絵画を描かせて頂く世界の絵画は……こちら！

オランダの画家、ヨハネス・フェルメールが描いた作品。

薄暗い部屋の中で空の天秤を持つ女性が描かれています。この絵には諸説ありますが、女性の背後に「最後の審判」の絵が飾られている事から、女性が量っているのは机上のコインや宝飾品ではなく人間の魂だとも言われています。

「最後の審判」は世界の終わりに大天使ミカエルが人間をふるいにかけ（生前の行いで人間の善悪をはかり）、天国行きと地獄行きを決めているという絵画になります。

「天秤を持つ女」では飾られた「最後の審判」のミカエルがいるポジションにちょうど女性が重なっている為、彼女が量っているのは魂だという考える人が多いのだそう。

……という事で今回はこちらの絵画オマージュにチャレンジ！！

オマージュ絵画

フェルメールの「天秤を持つ女」のオマージュイラストとして、めいるが描かせて頂いた本日のイラストがこちら！

「天秤を持つルー」です。

今回こだわったのは光と影。この絵を見た時、光と影の効果で部屋の中の静寂が感じられる様子に感銘を受けました。またこの女性がどこか只者ではないような、不思議な雰囲気を醸し出しているのもこの暗さなのかな？と……。

余談ですがフェルメールの「真珠の首飾りの少女」という別の作品でもこの「天秤を持つ女」と同じ部屋が描かれているそうです。

雰囲気が全然違う！！！！

左側にある窓のカーテンが開いているか閉まっているかだけでこんなにも部屋の雰囲気が変わるんですね！今回は光の印象がもたらす効果について、とても興味が湧いてきました。

次回はどんな絵画に出会えるかな？ お楽しみに！

お知らせ

めいるが描いた絵画オマージュイラストが間違い探しゲームになってルーチューブに登場します⭐︎

素敵なBGMもついて「まるで博物館の中で間違い探しをしている」、そんな雰囲気が味わえる動画になっていますよ〜♪

間違いは全部で5つ！ ぜひ見つけてみて下さいね〜♡

イラスト・執筆：めいる
(c)Rrose Sélavy