創る×遊ぶ!クリエイターのライフスタイルWebマガジン「Rrose Sélavy ONLINE」は演劇関係・音楽関係の読者様も多く、よくご質問をいただきます。
そこで読者の方から寄せられた、演劇や音楽についてのさまざまなお悩みにお答えするべく【お悩み相談室】をオープンすることにしました。
スキルアップ・創作術・進路についてなど、専門家ならではの視点でお答えします!
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【演劇お悩み相談室】第4回/コロナ時代の観劇マナーを教えてください!
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今回のお悩み
オーディションの書類審査に通って、面接を受けることになりました!
面接や実技審査で気をつけるべきことを教えてください。
人として礼儀正しく!
書類審査通過、おめでとうございます! 面接では、まずは人として礼儀正しくいることを心がけましょう。
例えば、もしあなたが審査員だったら……
・連絡なしに遅刻、欠席する
・挨拶がない
・話しかけても無表情で返事をしない
・清潔感がなく、だらしない
なんて人と一緒に仕事をしたいと思いますか? 「この人なら、作品作りに責任を持って参加しくれるだろう」と安心してオファーを出せますか?
オーディション以外のアルバイトや就職の面接でも共通ですが、人として最低限の礼儀やコミュニケーションは大切です。
遅刻、欠席がないように時間に余裕を持って行動したり、体調管理に気をつけておくことは基本ですが、万一のときは必ず連絡を入れるようにしましょうね。
面接のポイント
そして面接では、しっかり審査員の顔を見て、はっきりと質問に答えることを心がけましょう。
その場で慌てないように、志望動機や自己PRなど、質問されそうなことの答えは事前に考えて練習しておいてもいいですね。
その時に、受け答えの内容だけでなく、立ち方や座り方などの仕草にも気をつけるといい印象になりますよ。
実技試験のポイント
実技試験では、与えられた台本の台詞を言ったり、歌やダンス、特技を披露することが多いかと思います。
事前にセリフが配れられていて、暗記するように伝えられていれば必ず暗記しておきましょう。もし暗記が必須ではない場合でも、暗記しておいた方が集中して演技ができますし、「ちゃんと台詞を覚えてきている」と審査員からの評価も上がります。
また、何でもいいので、その場でできる特技も事前に考えて練習しておきましょう。できればほかの人があまりやらないような特技だとベストです。
審査員は本当にたくさんの人を審査しているので、残念ながら1人1人の顔や名前を覚えていないことも多いです。しかし、人と違う特技を披露できれば「特技で○○をやった人、おもしろかったよね」と印象に残りやすく、大きなチャンスになりますよ!
指定・指示には従おう
また、当たり前のことではありますが、事前に知らされている指定や審査員からの指示を守ることも大切です。
・「面接はスタイルがわかる服装で来てください」と指定があるのに、スタイルをごまかすためにダボダボの洋服を着ていませんか?
・「ノーメイクもしくはナチュラルメイクで」と指定があるのに、しっかりメイクしていませんか?
・歌の審査で「もう結構です」と言われたのに「まだサビじゃないのでもう少し歌わせてください!」と長く歌っていませんか?
少しでも自分をよく見せたい、少しでも長くアピールしたいと思う気持ちはわかりますが、そのためにルールや指示を守らないとかえって印象が悪くなってしまうかもしれません。
あらかじめ服装などの指定があるかを確認し、事前に渡される課題があれば練習しておく。当日は最低限の礼儀を守り、精一杯の力を尽くす。当たり前のことではありますが、まずはこの基本を守ることが合格への第一歩です。
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※あくまでも編集部の現時点での見解であることをご了承ください。
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