役者・ダンサーなどプロのパフォーマーはもちろん、発表会で舞台メイクをする機会がある方もいらっしゃいますよね。舞台メイクのとき、クレンジングはどんなものを使っていますか?
「たまにしか舞台に立たないから、いつもと同じものを使っています」
なんて方をときどきお見かけするのですが……結論からお伝えしてしまうと、それはNG! 舞台メイクをしたときには、舞台メイク専用のクレンジングがおすすめです。
なぜ専用じゃなきゃだめなの?
理由は簡単で、「一般的なクレンジングは舞台メイクを落とすことを想定してつくられていないから」です。
そもそも各メーカーのクレンジングは「自社のコスメが落とせるか」という基準で開発されているそう。
つまり、舞台メイクを作っていないメーカーのクレンジングでは汗や水に強い舞台用のコスメを落としきれないことがあるんです。
もちろん、中にはメイクが落としやすい強力なクレンジングもありますが、基本的には舞台メイクのときには舞台メイク用のクレンジングを使った方が、確実にすっきりオフできますよ〜!
水なしタイプがオススメ
ちなみに、舞台用クレンジングの中でも私が圧倒的にオススメしたいのは水がなくてもメイクが落とせる「ふき取りタイプ」のクレンジング。
なぜかと言うと、劇場は規模に関わらず、楽屋の洗面台が少ないからです。
水で洗い流すタイプのクレンジングしか持っていないと、洗面台が順番待ちでなかなか使えないことも……。
とくに上演中にメイク替えがあるときや、終演時間から退館時間までが短い公演のときはサッとメイクオフできないと大変なことになってしまいますよ〜!
ほかの共演者に迷惑をかけないためにも、自分のペースでストレスなくメイクを落とすためにも、水なしでメイクを落とせるクレンジングを常備しておくと安心です。
お肌のためにも!
私は、舞台では三善のドーランを使うことが多いので、クレンジングも三善の「ステージクレンジング ふき取りタイプ」(税込み1320円)を愛用しています。
プチプラですし、舞台メイクだけでなく普段のメイクのクレンジングにも使えて便利です。
そうそう、以前メーカーの方から聞いたのですが……「ドーランで肌が荒れる」というお悩みは、アレルギーでない限りはメイクオフが不十分なことが原因だそう。
お肌のためにも、使用するコスメに合ったクレンジングを選んで使いましょうね!