大学で演劇を専攻していた私は、そのときにスタッフの基本も勉強しました。
その際に学んだのは、各スタッフごとの必須アイテム。例えば、劇場スタッフ(表方)が必ず持つべきアイテムのひとつは……誰にでも見やすい腕時計です!!
いつでも誰でもわかりやすいものを
とは言っても、腕時計ならなんでもOKというわけではありません。先輩からは「劇場スタッフにふさわしい腕時計の条件」を教えてもらいました。
ベーシックなデザイン
こちらは「派手すぎると目立ってしまう」という理由から。一般的に、スタッフの服装はスーツや公演Tシャツなどを着ることが多いです。
どんな服装と合わせてもなじんで、あらゆる世代の方から好感を持たれるベーシックな色・デザインがおすすめ。
文字盤はアナログ
デジタル時計だとパッと見てすぐに時間がわからないことがあるので、一瞬で時刻が把握できるアナログが便利です。
音がしない
当然のことではありますが、上演中に音が鳴るのは絶対にNG!
秒針の静かなタイプならベスト
中でも1番大切なのが「音がしない」こと。できれば秒針の音もしないとベストだけれど、秒針が静かな機械式の腕時計は高級なことも多く、お値段がお高め。
……と思っていたのですが、この度、4400円(税込み)というお手頃価格なのに秒針の静かなレディース腕時計が編集部に届きました!
「Field Work(フィールドワーク)」の「スローマ」(ローマ数字の文字盤)と「スイープ」(アラビア数字の文字盤)です。
ちなみにクオーツ式でスイープ運針を実現しているムーブメントはセイコーの「VH31」。高級時計にもしばしば採用される、信頼の高いムーブメントだそうで、メンテナンスや機能の面でも安心ですね。
付けやすさも◎
ごくベーシックなデザインなので、どんなお洋服にも合わせやすそう。実際に付けてみると合皮素材のベルトもやわらかく、付け心地も良かったです。
劇場で表方スタッフをすることがある、という方はこんな腕時計をひとつ持っておくと重宝しますよ〜!
もちろん、観劇、勉強中や読書中など集中したいとき、劇場以外にも美術館など静かな場所で過ごすときにもおすすめです。