様々なミックスの方法を試しつつ、更なるダビングなどを思いつく。
「さて、録音だ!」と思った矢先、ちょっとしたトラブル・・・結局、数時間かかっても解決出来ず。
そうこうしているうちに夕方。
五條なつきの歌の録音。
録音技術的な課題もいろいろ明らかになったので、収穫といえば収穫の日。
明日は、歌録り2日目・・・良い音が録れると良いなあ。
気が付けば、このコラムを書き出して今日でちょうど1ヶ月。
今のところ、1日も欠かさず書いている・・・3日坊主の私としては快挙。
実は、私的にはすべて”モノ創り”に繋がる話。
こうした日常の諸々(思考や出来事)が、音の響きや〇〇dbといった数値に落とし込まれる訳で、「〇〇dbをどれだけ上げればどうなる」といった技術、ないしは技術論を先行させたところで、それは船頭のいない船の様なもの。
もちろん、技術あっての作品という点も決して忘れてはならない・・・作曲も技術だしね。
日常の諸々と向き合う自分自身を”感性”とし、”作曲の技術”を持ってして”楽曲”に落とし込む。そして、”録音技術”を用いて楽曲を”商品”に落とし込む。ざっくり言えばそんな感じ。
これは音楽に限ったことではない。
大抵、”モノ創り”はこうした過程を踏む。
最近の学び・・・前提は ”習うより慣れろ”。ただし、”技術習得のコツ”は”頭を使う”こと!
執筆・撮影:関口純
(c)Rrose Sélavy