近々、音声配信の収録があるので、段取り等の打ち合わせを少々。
それにしても、レコードプレーヤーの音がどうしても納得いかない。昨日(既に今日)も朝方まで色々調べてみたところ、その理由を”アース”にあると見た私。
早速、使わなくなって久しいプレーヤー(奇跡的に1台だけ取っておいた)を引っ張り出してきた。確か、20年ぐらい前に購入したもの・・・実は、現在使っているものより下位のモデル。
要するに、この古いプレーヤーには”アース”が付いていたのだ(現在使用しているものには付いていない)。
まあ、若干、アームが傾いていたりしたものの、そこはちょっとばかり”力技”でほぼ真っ直ぐに(笑)
で、配線。
針は、現在使っているプレーヤーと共通のモノだったので、それを移し替えて万事完了。
昨日のチェックで用いた・・・”出しっぱな”とも言う・・・レコードをかけてみる。
素晴らしい! 完璧!!
と、言いたくなるほど”音”が見違えた。
幾ら安物とは言え、これぐらいの音は出てくれなきゃ嘘だ!
最近のお安いプレーヤーは、ゴツいアンプで大きなスピーカー(木製で、1m以上の高さがある”めちゃくちゃ重たい”タイプ)を鳴らすなんてシチュエーション、そもそも想定していないのだろうなあ。
内臓のフォノイコライザーをオンにして、アンプの”TAPE”や”LINE”にケーブルを差し替えてみたりして、様々なパターンを試してみたが全くダメ。
結局、”アース”付きプレーヤーで解決。
まあ、それはさておき・・・
色々調べてみると、一般的な機材購入時の予算配分から言えば、うちのシステムに合わせるレコードプレーヤーだと15万ぐらいのものが正解らしい。
なるほど〜。
でも、”安物”だって大丈夫!
音量をかなり上げたって、低音の”ブ〜ン”という変な音が鳴ることもなく、ちゃんと”普通”に鳴ってくれましたよ! ・・・当たり前か(笑)
嬉しくなっちゃったから、中古のレコード注文しちゃった! なんと、自分が生まれて初めてお小遣いで買ったアルバム。
そのうち、レコード紹介する時にでも改めて書こうと思います。
執筆・撮影:関口純
(c)Rrose Sélavy