本日も朝の8時からスタジオ作業。
Prophet-5での音作りからスタート。
現在、制作している楽曲に”その音を”如何に馴染ますか?が課題。
オシレーターのsyncを外した・・・すると、ちょっと見えてきた。
ポリモジュレーションとオシレーターA、フィルターのレゾナンスとカットオフ、定番エフェクターSBF-325を関連付けながら、それぞれのツマミを微妙に変化させる。ただただこれの繰り返しで1時間。
その甲斐あってか、良い感じの音に仕上がったのでは無いでしょうか。
やはり、金属系の音はポリモジュレーションですなあ。
どうしてもデジタル系の音は使いたく無かったのです。全てをアナログシンセで作りたかったのです。
まあ、「そりゃ、時間はかかりますなあ〜」と、頭では分かっているのだが・・・
午後も引き続きProphet-5の音色作りとレコーディング。
編曲(音符を書く作業)自体は一瞬なのに、何時間も音色を作っている・・・早く録音したいのに遅々として進まない。それもこれも原因は”音色の決定”にある。
まあ、それも含めてのレコーディングなのだが・・・気の短い私としては「ちょっとねえ・・・」といった感じ。
とは言え、こうした多少のイライラも含め、自分にとって”音楽を創る”のが一番自然なのは確か。
この10年、”芝居創り”に多くの時間を使って来たのだけれども、実はその方がイレギュラーで、それ以前は音楽中心の生活だったのだから、”当たり前”と言えば”当たり前”。故郷に帰って来た様な感じ?
いやあ〜、それにしても最近のProToolsは音が良いねえ。うん。
”録音” 自体が ”創造” なのだと改めて気付かされる。
執筆・撮影:関口純
(c)Rrose Sélavy