朝からProphet-5を修理に出す荷造り作業。
技術者の方に手紙を書いたり、フライトケースの中身(普段、使わないものの収納に使っている)を出して、Prophet-5を入れたり。
Prophet-5本体に手紙と部品(ビニールに入れる)をマスキングテープで貼り付け、フライトケースに入れたらケースの留め具の上からビニールテープでシールド。
ちなみに、Prophet-5に限らず、機材のフライトケースはDuplexさんで特注。すべて青色。
これはまだ外部の劇場で上演していた際に作ったもの・・・10年ちょっと前。
東日本大震災の影響で公演日までに間に合うかどうか”すったもんだ”した記憶が・・・結局、却って予定よりも早く完成した様な気がする。
運送屋さんが運んだりするので、これがないとアナログシンセは大変なことになりかねないのです・・・あっても危ないけど。
Prophet-5用が2台、ODYSSEY用が1台、VP-330用が1台、Nord Lead用が1台の計5台ほど注文したのだが、確か30万円強ぐらいしたと思う。
ただねえ、これ結構大事ですよ・・・特に持ち運ぶ場合は。
あと、修理に出す時にも役に立ちます・・・ヴィンテージのアナログシンセの場合、どうしたって”メンテナンスに出す機会”が訪れますので・・・それも少なからず。
40年も50年も前の機材を、それなりの状態で維持するためには、結構、お金がかかるんですよねえ。
とは言え、1台特注するぐらいであれば・・・ヨウジヤマモトやコムデギャルソン でジャケット1枚買うことを思えば・・・それぐらいの金額で貴重・希少な機材が守れるなら安いもんだけどね。
こうした”メンテナンス”や”ケース特注”に関する情報、方法(まあ、お役立ち情報ですな)についても、何処かのタイミングでちゃんとまとめておきたいとは思っているのですが・・・こういうのも質問を受け付けた方が良いのかしら?
オンラインサロンでは、そうした”情報発信”やら”お悩み相談?”もやっていければなあと思います。
演劇・音楽問わず、ネットを探しても出てこない様な情報や、プロの現場ならではの解決策やノウハウについてもやっていきたいと考えています。
執筆・撮影:関口純
(c)Rrose Sélavy