みなさん、こんにちは!イラストレーターのめいるです。
この連載では『ルーシー・フラワーズは風に乗り、まだ見ぬ世界の扉を開けた』に登場する個性豊かなキャラクター達を、めいる独自の目線でイラスト&写真と共に解説しています。
前回のルー編に引き続き今回ご紹介するのは、いつもニコニコ笑顔が絶えない世渡り上手なこの人物♪ 水色の頭がチャームポイントのシーにスポットをあてて語っていきたいと思います。
シーのツッコミは絶品⁉︎
ルーとシーは2人でひとつ。そんな2人の会話はいつでも息ぴったり!
シーは主にツッコミ担当のようです。ルーの主張をうんうんと聞きつつ、時にはオーバーリアクションをとり、時には鋭く突っ込む! ルーシーのテンポ良い会話シーンはまるで漫才? ……もしくは、音楽を聴くかのようにリズミカル。物語序盤から2人の世界に引き込まれてしまいます。
ちなみにお笑いってどんなに良いボケでも、ツッコミが下手だと全然面白くない‼︎ って現象ありませんか?
ボケを生かすも殺すもツッコミ次第。それでいうと、ルーのダイナミックでインパクトある言葉達が本領発揮するかどうかはツッコミ(もしくは合いの手)のシーの腕にかかっているのかもしれませんね!
△2人の息ぴったりなコンビネーション、ぜひ注目して頂きたいです!
2つの口癖
シーの口癖と言えばこの2つ! 「なるほど~」と「確かに!」です。
この2つの台詞は、演じている齋藤蓉子さんの実際の口癖を作・演出の関口先生が取り入れたんだとか!
よく考えてみると、この2つの言葉は相手と同調するのに非常に便利な言葉ですよね。笑顔で「なるほど〜」「確かに。」と相槌を打っていれば、ぐっと聞き上手になれそう(笑)
個人的にシーの「うわぁあっ(キラキラ)」と喜ぶ時のリアクションがお気に入りなのですが、シーって息の音(ブレス音)が特徴的だと思いませんか?「歌の上手い人はブレスでも歌ってるように聴こえる」と聞いた事がありますが、シーの場合は息の音だけでも台詞として成り立たせているように感じるのです。
“長台詞の達人、ルー”と、“相槌の達人、シー”。真逆な2人だからこそ、抜群なコンビネーションを生みだせるのかもしれませんね♪
シーのお料理
ルーとの会話を楽しみつつ、同時進行で食事の準備をテキパキとこなすシー。舞台公演では、客席でパンの香ばしい香りや、カフェオレの甘い匂いを堪能できるのも魅力のひとつでしたね!
△ 美味しそうに食べる2人の姿にこちらまでお腹が鳴ってしまいそう……(笑)名前入りのカフェオレボウルもお揃いで可愛い!
2人のプティ・デジュネ(朝ご飯)はコンフィチュールをたっぷり塗ったタルティーヌとほかほかに温めたカフェオレが定番メニュー。
この「カフェオレを注ぐシーン」が隠れ名場面で、めいるのお気に入りなんです♪
無駄に高い位置から(笑)カフェオレを注ぐシー。ボウルにキラキラと落ちてゆくカフェオレを大はしゃぎで見守るルーとシーのなんとまぁ楽しそうな事! 些細な日常のひとコマでもこんなに楽しく遊べちゃうのねと、なんだか微笑ましくなってしまうのでした。
垣間見えるブラックな笑顔
そんなニコニコ優しいシーですが、時折ルーもびっくりなブラック発言が飛び出す事も!
綺麗な声で吐き出される毒舌は、ギャップも相まって破壊力抜群。特に八の字眉幸子の発言にはピシャリと冷酷な突っ込みをする事も多々あるようで、何度シーに泣きすがる幸子を見た事か……(笑)いつものシーとはひと味違う「ブラックシー」が彼女の中には潜んでいるようですね。
また、強気なルーに押され気味なシーですが、時には仕返しをする事もあり負けん気の強い一面がある事がわかります。
いつもニコニコしてるシーだけにそんな姿を見ると、……そうだよね、うん、人間だもの! と逆にほっとしたりして。時にはストレス発散も大切という事で(笑)二面性があるのも、シーの魅力のひとつなのかもしれませんね。
△弾けるような笑顔で豆を八の字眉幸子に投げつけるシー。この曇りない笑顔がかえって恐ろしい……。
おまけ「魔法の呪文」
ルーとシーを語る上で欠かせないのが物語中に登場する「魔法の呪文」。
“ルルタタルルタタ気にしない♪”
この呪文はおばあちゃんから教わったものだそう。家の中におばあちゃん(少女時代)の写真を飾っている事からも、2人が今でもおばあちゃんを大好きで尊敬している事がわかりますよね。
△中央の写真がルーとシーのおばあちゃん。胸像と写ってるのがとってもお洒落です。
どうやらお客さんの中には私生活で「ルルタタ、ルルタタ、気にしない!」と(心の中で)唱える人続出中なんだとか! 実際に効くかどうかはさておき……(笑)自分の中にお守りのような言葉があるのって大事ですよね。
あなたも呪文を口ずさめば、気分はルーシー・フラワーズ♪
「フリ〜ダ〜ム!」「自由って素晴らしい!」というルーとシーの声が聞こえてくれば、もう大丈夫。悩み事がある時はぜひ試してみて下さいね。
次回予告
次回ご紹介するのはひとつめのお話で彗星の如く現れたトラブルメーカー、八の字眉幸子!(トッテン・トット夫人)
八の字ファンは何故彼女に引かれるのか? 彼女の負のエネルギーが生み出す、唯一無二の魅力とは……! などなどめいるなりに考察してみたいと思います。
お楽しみに♪
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写真提供:楽劇座
執筆・イラスト:めいる
(c)Rrose Sélavy