メイクが好きな人は、そのうち「結局1番大切なのはスキンケアだ!」と気がつきます。
なぜなら、土台であるお肌が荒れているとコスメの真の実力を発揮できないから。
どんなに高級なファンデをのせてもガサガサのお肌は隠しきれないし、ニキビも本当なら隠すよりも最初からないほう美しく仕上がります。
というわけで自然とスキンケアに目覚めるのですが……自分に合ったスキンケアを選ぶのって難しすぎませんか?
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香水の賢い選び方・使い方【舞台女優の美容術#2】
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みんな言うことが違う
もともと、興味を持ったことは本で調べてみることが多い私は、スキンケアのことも本で調べてみようと思いました。
有名なヘアメイクアップアーティスト、皮膚科の先生、エステティシャン……ありとあらゆる専門家が美容本を出版している昨今、それは簡単なことのはず。
ところが。
ところがですよ、本によって書いてあることが全然違うんです!!!
「必要な油分が失われるから朝の洗顔はいらない」VS「寝起きのお肌は意外と汚れているので朝の洗顔は必須」
「オイルクレンジングは洗浄力が強すぎて日常的にはNG」VS「クレンジングは汚れを落とし切ることが大切なので洗浄力の強いものがいい」
「絶対にお肌をこすってはいけない」VS「ある程度はこすらないと汚れが落ちない」
「化粧水はとにかく大量に使って」VS「お肌が吸収できる水分量は決まっているから、化粧水は規定量を使えば十分」
本を読めば読むほど「どっちが正しいんですか!?」という心の叫びが大きくなっていくばかりの日々がスタートしました。
読み続けて気がついたこと
その後、いろいろ調べたり実際に試し続けて……
結局、混乱しながら色々な美容本を読み続けた私が出した結論は「結局は自分の肌質による」でした(笑)
人間、どうしても「これだけやっておけばオッケー!」という絶対的な方法や「これを使えばみんな確実に美肌になれるよ♡」というアイテムを求めてしまいますが、人生そんなに甘くはありません。
肌質は人によって全く違います。
超乾燥肌の人がおすすめするケアをニキビに悩む人が使ったらかえって悪化する可能性もありますし、同じ人でも夏と冬で同じスキンケアをしていると調子が悪くなることも。
実際に私もネットで絶賛されているスキンケアを使ってみて「そんなに大騒ぎするほどいいか…?」と思うことがよくありますし、反対に「どこにも口コミがないけどこれはいい!」と感じることもあります。
スキンケアに関しては、「インフルエンサーがおすすめしてたから!」「美肌の芸能人の◯◯さんが紹介してたから」という理由で選ぶよりは、自分に似た肌質の人の口コミをチェックするか、自分の肌悩みに効く成分を調べる方が参考になるのではと思っています。
結局、自分で調べて自分の肌で試して、試行錯誤していくのが1番の近道なのです。
ほとんどの本に共通して書いてあったこと
とはいえ、ほとんどの本に共通して書かれていたこともあったので、これはどんな肌質でも同じように大切なことなのでは……!?
・紫外線はお肌の敵。日焼け止めはしっかり塗る
・クレンジングと洗顔は大切。優しく、丁寧に!
・強すぎる摩擦はNG!
・高温のお湯での洗顔はNG!
・化粧水やクリームなどのスキンケアアイテムは丁寧に塗る
などなど。(五條調べ)
長くなってしまうので、実際に試してみたことなどは、また改めて書かせていただきたいと思います!
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執筆・撮影:五條なつき
(c)Rrose Sélavy