[衣・美]おしゃれは戦術 ビューティー 舞台女優の美容術 連載

メイク初心者さんへ!眉毛(アイブロウメイク)講座【舞台女優の美容術#28】

メイクをしていて難しいなと思うのは「眉毛」。

実は演劇では役柄によって眉の形を変えます。そのぐらい、キャラクターを表現できる重要なパーツなんです。

でも、実際にやってみると……なかなか上手く描けませんよね!?

ひとりひとり眉毛の状態は違うし、左右の形も違うし、トレンドによって理想の形は変わっていくし、アイブロウコスメはたくさんありすぎて、とにかくメイク初心者さんがメイクしづらいパーツだと思います。実は私もいまだに「眉毛をキレイに描くのって難しいな」と思いつつ研究しながら描いてるんです。

そこで今回は、メイク初心者さんに向けて眉毛メイクのコツやおすすめの道具を紹介したいと思います!

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マスカラよりもまつげ美容液👁自まつげ強化作戦!【舞台女優の美容術#27】

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ポイント1:とにかく眉頭をそろえるべし!

眉の形に関しては色々な考え方があります。

「整えすぎずに自眉を生かすべき!」
「自眉の形にこだわりすぎない方がいい」
「眉の形だけはトレンドを意識した方が今ドキの顔になれる」
「トレンドよりも似合うを優先して」

など、プロのメイクさんでも意見が分かれているようですし、実際どれがいいのかはその人のお顔と眉のバランスにもよると思います。

ただ、どんな形にするにしても共通して重要なのは「左右の眉頭の位置と形をそろえること」ではないでしょうか?

眉尻は左右でちょっとずれていてもそこまで気になりませんが、眉頭は顔の中央にあり、左右の位置も近いので位置や形がずれているとかなり目立つんですよね。

なので、メイク初心者さんはまず、眉頭を左右でそろえながら自眉に沿った眉を描けるように練習してみてください!

ポイント2:髪の毛に合うカラーのペンシル×スクリューブラシが使いやすい

眉を描くアイテムはたくさん出ていますが、初心者さんには狙ったところに書きやすいペンシルタイプがおすすめです。

最近は様々なカラーが登場していますが、まずは自分の髪の毛に合った色なら失敗がありません。ただし、色が強すぎると失敗した時に目立ったり眉の存在感が増しすぎたりするので、ワントーン明るめの色だとベストだと思います。

また、スクリューブラシ(ペンシルの反対側についていることがあるブラシ)があると濃くなりすぎた部分を薄くぼかしたり、はみ出した部分を消したりできます。

眉毛の毛流れを整えることもできるので、アイブロウメイクの必須アイテムです!

ポイント3:なじませ色の眉マスカラが便利

自眉が濃い人は、眉毛の存在感を薄くできる眉マスカラもあると便利です。

こちらも様々なカラーが登場していて、ついつい華やかなカラーを使いたくなってしまいますが……自眉や髪の毛と大きく違うカラーはアイシャドウとの色合わせがうまくいかないとちぐはぐな印象になってしまうことがあるので、ある程度メイクに慣れてから使うのがおすすめ。

メイク初心者さんは自分の髪色に合うカラー、または自眉の存在感を薄くできるカラーを選ぶと失敗がないと思います。

ポイント4:パウダーなら専用ブラシが必須!

以上が私のおすすめアイブロウコスメですが、もし「ペンシルだと濃くなりすぎるからパウダーを使いたい」という場合は、ぜひアイブロウ用のメイクブラシを用意してみてください。

コスメについている付属のブラシは持ち手が短すぎたり、毛量が少なすぎたりして使いにくいことが多いんです。

プチプラでも構わないので、持ち手が長く、しっかり毛量のあるアイブロウブラシを使うとおどろくほど眉毛が描きやすくなりますよ!

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手荒れ対策には美容師さん向けのハンドクリーム✋【舞台女優の美容術#29】

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執筆・撮影:五條なつき
(c)Rrose Sélavy

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