突然ですが、あなたがメイクした後の手の甲はどんな状態ですか?
「別に何も変わりません」
というお答えなら、メイク上手になれるコツを見逃しています!
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プロはみんなやってます
実はメイクの後の “理想の手の甲” は「コスメで汚れている」状態なんです。
皆さんは、プロのメイクさんがメイクするときに、メイクブラシや指につけたコスメを1回手の甲に塗っている様子を動画などでご覧になったことがないでしょうか。
コスメをお顔に塗る前に1度手の甲に塗ることで、コスメが濃く付きすぎることを防いでいるんです。
というのも、コスメは1度濃くのせてしまうと落とすのが大変。とくに発色のいいコスメの場合は「思っていたよりかなり濃い色になってしまった…」という失敗も起こりがちです。
でも、薄くのせればいくらでも調整ができます。濃くしたければそのままの面積で重ね塗りすればいいし、グラデーションにしたければ濃くしたい部分にだけ重ねて塗ればOK。
つまりは「こんな風に塗りたいな」と思い描いていた通りに塗りやすくなるので、メイクの失敗が格段に減るのです!!
手の甲はパレット
また、手の甲をパレットにすれば2つ以上のコスメを混ぜて使うこともできて、メイクの幅がグッと広がりますよ。
たとえば違う色同士のコスメを混ぜれば、自分だけのオリジナルカラーが完成!
また、コンシーラーにピンク系の下地を混ぜれば、柔らかいテクスチャになってなじみやすいうえ、血色感がプラスされてお肌の色を自然な明るさに整えてくれます。
これまでメイクのときに手の甲を使っていなかったという方は、ぜひ明日のメイクから試してみてください。
執筆・撮影:五條なつき
(c)Rrose Sélavy